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  • 執筆者の写真隠れ 将軍

遊び、不安、健康、モチベ

前回の投稿から約二十日間、独立するための資金がちまちま増えたり、

やるべきことのリスト作成、意外とやらなくてよかったことの排除、

プロジェクト、コミッション、個人的なイラストなどの制作作業などなど、

特に変わったことはやっていなかった。

それどころか、ずっと絵について探求している訳でもなく、

ゲームや映画鑑賞などの娯楽も同じくらい楽しんでいる。

結局、独立にまず必要なものは、資金やSNSのコネクションなどの準備ではなく、

画力と作品群だ。この二つさえあれば、フリーランスの知識だのSNS戦略だのは

勝手に見についていくだろう。

そもそも、画力と作品を磨くだけで精一杯だ。

逆に、未開の地に足を踏み入れる不安感に従い、この二つを疎かにして、

起きるかもわからない事までググり続ける活動の方が致命的だと考えている。

僕は、必要、気になったことは5~10分だけ検索し、表面上の知識だけを

眺めて終わりにしている。

今年いっぱいの本職勤務は仕方ないとして、残りの時間のほとんどは

絵を描いているか、遊んでいるかのどっちかだ。


これ以上活動について描くことがないので、思ったことを適当に描いていく。


遊びと不安感


僕は作業に疲れたら、すぐにゲームなどの遊びに専念している。

何の不安感にも駆られず、勉強意識など全くなく、ただただ遊んでいる。

3,4時間以上もやるとさすがに「時間の無駄」とは思うようで、精々長くても二時間で自重はしている…。

仮にこの先ずっと不安に駆られて活動していたら、せっかくフリーランスになっても社畜となんら変わりないではないか。

これから遊びを仕事にしようとしているのだから、変に張りつめたら勿体ない。

自分がイラストを描いているのは、ゲームや漫画などといった遊びの影響が100%だ。

これからも、遊びを純粋に楽しむ精神を大事にしていこうと思う。

例えば、ノレる絵とノレない絵のクオリティの差は歴然である。

生活に制限を課したことで、イラストに影響が出るかもしれない。

線や表情が固い。背景が雑。早い段階での妥協…など、

絶対に避けなければならない注意点だ。

お絵描きが楽しすぎてフリーランスのイラストレーターを目指すことになった同胞なら、

不安など何の問題もない要因である事だろう。


食事、運動、睡眠


言わずもがな、絶対に怠ってはならない三大健康要素。

どれか1つでも、欠かしてはいけない。

膨大な知識、最強の体力、強靭な精神、全てを簡単に育んでくれる神要素だ。

著名人、数々の成功者も、みんな第一と言わんばかりに健康について語る。

僕は、イラスト制作をする前の期間は全て順調だった。

二日に1時間の筋トレをし、米、肉、野菜、味噌汁というバランスのいい食事、7時間睡眠を毎日。この日々のおかげで毎日2,3枚仕上げても更にラフを描き続けるという変人活動が行えたのかもしれない。


今は、駄目だ……。

食事は冷凍食品、運動は皆無の日々を送っている。7時間睡眠は継続しているので、

毎日の体力回復とモチベーションは維持できているが、本職のイライラも増え、

描く時間も少なくなってきた。終いにはそれに「時間がない」という理由までつけはじめた。半年前の僕なら「休憩時間に休憩なんかしてるから時間がないんだ」と言うだろう。

生活やイラストそのもののマンネリ化、精神的な上がり下がり、体力の減少、全てのマイナス要因は、必ず三大健康要素のどれか、あるいは全てが疎かになっていることが原因だ。

僕は今、身を以て思い知らされている。

励んでいる時は、料理や運動に面倒臭さなど感じなかった。やり方を工夫さえすれば、運動なんて15分で良い感じに行える。10分で味噌汁が作れる。7時間後の目覚ましなんか2秒で設定できる。こんな簡単なことを面倒臭がり、パフォーマンス減少による多大なる「時間の無駄」を生み出す羽目になった。

元々お絵描きはずっと好きなので描かない日などほとんどないが、

健康生活を全うしていれば、二倍以上は描いていたかもしれない。増えたのは体重だけだ。

これを見てギクッとした君、僕と一緒に上体起こしから正していこう。


モチベーション


ずばり、「無理やり描くな」がコツだ。

何も思いつかない、10分以上ラフが思い通りに描けない、そもそも疲れた、腰が痛い、など、モチベはあるけど描けない時というのは誰しもが通る道。

描くな、遊べ!である。ツイッターをぼーっと眺めてるだけでは刺激がほとんど無いので

何の解決にもならない。アニメを見よう、映画を観よう、ゲームをしよう。

散歩も良い。歩きながら思考すると、止まってる時より60%も発想力が上がるとかなんとか。ちょうど今、ピクミンブルームというアプリが熱い。寒いけど外に出よう。


どうしても今描きたい場合、とっておきの方法がある。

僕は資料サイトを見るとびっくりするくらいラフが描けるようになる。

資料とは、イラストの参考だけではなく、方向性決めの手掛かりにも打ってつけだ。


逆に、モチベーションが全く湧かない場合。

勿論「無理やり描くな」。こちらも、資料を眺めているだけで勝手に湧いてくるケースが多い。そもそも、自分の絵に限っては無理に描く必要がない。

周りの友達がイラストを投稿し続け、順調にいいねとフォロワーを稼ぎ焦る気持ちはわかるが、SNS上の数字比較など無意味だ。フォロワー5桁で趣味止まりの人もいれば、3桁で飯が食えてる人もいる。つまり、圧倒的に自分がどう行動するかが鍵なのだ。

SNSは仮想世界ではなくただのツールだ。そんなものは一旦閉じ、目の前の問題を解決していこう。


僕が考えるに、何を描いてもうまくいかない、ラフがいつまで経っても完成しないのは、

スランプなどではなく単純にアウトプットし尽くした状態であるからだと思う。

人はある一定期間を境に、同じような物を作ることを避けようとする。

簡単な左向きのバストアップ、平面の背景など散々アップしたし、自分でも描き飽きただろう。しかしいざ違うものを描こうとすると良い具合に描けない。服も思いつかない。

完成図が想像できない。何を描きたいのか自分でもよくわかっていない。

明らかにインプットするべき時期だ。描くのを一旦やめて、刺激を手に入れにいこう。

良い刺激を手に入れたら、すぐに描こう。「描きたいものは全て描け」に変更だ。

この時、資料が元だったら大体パクリになる。

構わない、やるんだ。アップしなければ問題ない。アップしたいならちょいちょいいじれ。

パクリは次から応用できる。応用した絵はパクリではない。

お絵描きライフに無駄なストッパーをかけてはいけない。

もしストッパーがかかっているなら、それはモチベーションに大きな影響をきたすだろう。


以上、今日の一枚



大剣の子の双子の姉

描きたい欲に駆られた際の活動力は凄まじく、ものの3時間で出来上がった。


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