• 隠れ 将軍

イラストの練習

僕はこれまで、お絵描きの練習を意識的に行った事があまりない。

「なのにお金がとれるの凄い!」という反応が欲しいから言っているのではなく、練習で画力を高めるにはむしろ遠回りだと思い、1年間今までデッサンや模写といった訓練はほとんど経験がない。全く無い訳ではないが、1度か2度試してみて、ためになっているのかどうか全くわからず、そして全く楽しくなかった。

初期は自分がイメージしてるキャラを具現化したくて仕方がなかったので、ずっと本番のスタイルでイラスト制作に臨んでいた。確か、youtube配信者のさいとうなおき先生や焼まゆる先生も「練習は要らない」「本番が最高の練習」と熱弁していた記憶がある。

確かに、このスタイルでイラストを描き続けていたおかげか、半年という期間で有償依頼が来るようになった。

かと言って、資料無しで描くなんて無理にも程があるし、他にもイラストを描く時は前もって準備している装備がいくつもある。


僕がイラストを描く際に必ず装備する武具について紹介しよう。

・イメージ

 まず一番最初に必ず用意しなければならないもの。

 構図や色合いもそうだが、もっと根本的なモチーフを決めておくと筆が止まらなくなる。

 僕はそこまで具体的なモチーフは決めないが、「綺麗な水」とか「緑のキラキラ」とか、

 その内容を「挿絵風に」「ソシャゲ風に」等とイメージを構築していく。


・資料

 イメージが決定したら、それに必要な資料を用意しておく。

 僕はどちらかというと描いてる最中に画像を探し、トリプルモニターを駆使してPureRef

 にポンポン置いておくことが

 多い。単純に手の資料でも、画像を用意した方がじっくり描くことができるし、

 大体「見ておいてよかった」とプラスにしか働かないので面倒臭がらずやるべき事。


・お手本

 資料とはまた別の、クオリティ的に目標とするイラストを横に置いておくと、

 妥協がかなり減るのでおすすめである。この際、コンセプトは全く違うものでもいいし、

 資料と同時にこれを決めてしまうのも手だ。


・左右反転ウィンドウ

 クリスタだと「ウィンドウ」→「キャンバス」→「新規ウィンドウ」で制作してるイラス  

 トの別窓を開くことができる。このウィンドウはメインとしっかり連動しており、左右反 

 転表示をしておけば、いちいちマウスやペンを操作して確認する手間が省ける。

 僕は非常に面倒臭がりなので、こういう機能は本当にありがたい。


これらを準備できれば、より快適に手間なく濃密なイラスト制作が可能となる。

しかし、上にも書いたが僕は3つのモニターを駆使している。

1つや2つのディスプレイだと全てを装備するには少し窮屈かもしれない。

ipadで資料を、デュアルモニターでイラストと左右反転、とするのが一般的なのかもしれない。だが僕は非常に面倒ryなので、PCで行う作業はPCで、ipadはipadで、と統一しないと気が済まない。


問題になりそうなのが「資料」。PCやipadなど別々の端末に保存すると、どれがどこに入っているか混乱してしまいそうなものだ。

そこで便利なのが「ピンタレスト」。

アカウントを登録し他端末と画像データを共有できるので、

スマホで気に入った画像を保存し、PCで資料化することが容易になる。

「PureRef」「ピンタレスト」は絵描きなら必ず利用しよう。


必須装備はここまで。次は「要るようであんまり要らなかったもの」を紹介しよう。


・デッサン人形等のポーズ資料ツール

 実物の人形、フィギュア、デザインドール、イージーポーザー、ありとあらゆるものを

 試した。評判はとてもいいし、うまく活用して神絵を量産している者も多い。

 しかし、面倒臭がりの僕にはとてつもなく合わなかった。

 人形を動かす労力、そもそも正しいポーズがわからない。

 フィギュアは色んな角度の資料になるが、費用を考えると効率的ではない。

 ていうか使わなくなると邪魔。などなど面倒臭がりにしかわからない理由で

 人形系のツールは全て没になった。

 普通に画像検索で良い。そこそこの検索スキルで少しググれば、欲しい画像にはすぐに

 辿り着く。フィギュアも買う必要はなく、調べれば様々な角度で見れる。

 なんなら、トレース可能のポーズ素材もごろごろ転がっている。

 僕の一押しはフィギュアの画像だ。自分の持ち味でフィギュアのポーズや遠近感を

 出来るだけ近づける。分析もそつなく行うことで模写に近い効果も得られる。

 自分の持ち味を駆使してもどうしても著作権が気になるようなら、ポーズを少し変えて

 しまえばいい。イラストの模写ではないし、ツイッターで細々と活動している内は問題

 になりようがない。フィギュアのアニメ絵構成に慣れてきたら、実写をポーズを真似れば

 いいだけだ。


・ストップウォッチ

制作時間を測るために買った。最初は楽しかったがもう使ってない。


・イラストの参考書

大体ネットでググれば書いてあるような事が綺麗にまとめられているくらいなので要らない。好きな絵師の画集はとってもおすすめ。


・メイン以外のペイントソフト

僕はメジャーなものは一通り買ったが、結局一番慣れてるクリスタしか使わない。使えない。ipadでは違うソフトに慣れようと一時期練習したが、結局クリスタに戻った。

しかしsaiの筆や軽さは永遠に憧れてる…。


以上、装備の紹介だった。

あくまで超絶面倒臭がりな僕の意見であって、ここで名前を出したもののほとんどは

評判が良いツールなので、余裕があれば是非試してほしい。



今ではイラスト制作に多少のマンネリを感じており、使用ブラシに手を加えたりなどして誤魔化している。原因は単純で、キャラ+背景の構図しか描いていなかったことだったので、

最近はゲームや小説の「商品化」と強く意識して描くようにした。

更に、朝夜の15分間ずつに気に入ったイラストをトレースする訓練も実施している。

模写の方が伸びるとよく知らされているが、自分の絵以外に時間をかけるなんて御免だ。

5~10分でちょいと絵をなぞり、元イラストのレイヤーを外し、当たり前にうまく描けてる自分の絵を見直し、何故うまく描けているのかを5分追求する。

まだ始めたばかりで飛躍的な効果があった訳ではないが、目が肥える速度は尋常ではなく、

始めた二日後にして何十枚とあったラフのほとんどが没になった。

直接的な画力向上は見込めなくても、投じてる時間は30分程度。

それ以上時間がかかる練習は要らない。時間をかけるのは本番のみにしている。




今回はここまで。

現在、ゲーム制作のプロジェクトにイラスト担当で参加しているため、

オリジナルの絵の頻度が大幅に減っている。なので過去絵でもあげておく。














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